その空き家、欲しいです買取りします」

こんにちは。リライフ小泉です。

 

先日内覧した高田エリアの物件、購入を検討しています。

 

 

 

買いたい物件に出会ったとき、私は「買付証明書」を出します。

 

物件を紹介してもらった業者さんやオーナーさんへ、

 

「この値段なら物件を購入したい」という内容を記載した書類ですね。

 

と言っても私の大好物の”築古の空き家”は残物処分や修繕を加えなければ、

 

生活できるレベルでない物件が多いです。

 

なので、「ただ安くして欲しい!」という事ではなく

 

『こういう理由があるからこの金額で購入したい』という根拠も文書でしっかり伝えます。

 

 

思い入れのある家ですので、オーナーさんは1円でも高く売りたいに決まってます。

 

ですので、私も本当は『言い値』で買ってさし上げたいです。

 

ですが、私もボランティアではありません。

 

うなるほど儲けようとは思いませんが、

 

死なない程度には稼がせてもらわないと生活していけません。

 

 

ゴミとねずみのフンだらけの家を買うリスク。

 

雨もりしている家を買うリスク。

 

シロアリで床がぶよぶよしている家を買うリスク。

 

外壁がぼろぼろの築50年の家を買うリスク。

 

それらを踏まえて私が出せる精一杯の金額を理由とともに出させてもらってます。

 

「そんな金額じゃ売らん!」

 

そうおっしゃるなら売らなきゃいいだけですし、私も無理に買おうとも思いません。

 

ご縁がない場合は、すぐに諦めます。

 

時間は無駄に出来ませんので、次の新たなご縁を探します。

 

 

私は不動産屋さんではないのでその物件が「高いだ、安いだ」生意気なことは言えません。

 

 

ですが、唯一ひとつだけ言えることがあります。

 

それは

 

『これからはもっと家は売れなくなってくる』

 

という事実です。

 

 

私が言うまでもありませんが、過疎化、高齢化、人口減少などさまざまな要因から

 

いまよりも確実に住宅業界、住宅流通業界は厳しさを増していきます。

 

新築は激減し、空き家は増えまくり、売れない中古の家はもっと増えていくでしょう。

 

そんな時に、、、

 

誰も住んでいない売れない家を持って税金と維持管理費用を垂れ流し毎日イライラしているのと、

 

希望の売却金額には届かないけれども「その金額なら買いたい!」と言われた時に売って身も心もスッキリしているのと、

 

あなたならどっちが良いでしょうか?

 

 

 

だからといって「私に空き家を売ってくれ!」といっているのではありませんよ。

 

私が言いたいのは、私のこの話をきっかけとして、空き家になりそうな実家や現在所有している空き家について、

 

ご家族ご親族で話し合う機会を設けて欲しいということです。

 

そうすれば、結果的に”空き家撲滅”の一助となるかもしれませんので、

 

それで私は良いと思っているだけです。

 

 

 

今回の案件、どうなりますか。

 

またご報告いたします。

 

それでは、また。。 

 

ナマステ~。